至誠一貫(自尊・自恃・自制)

部活動紹介Club Activity

文芸部

 瀬戸内海に面し,豊かな自然に囲まれた私たちの学校は,「尾道」という文学にゆかりの深い場所にあります。 多くのクラブが活発に活動している北高ですが,文芸部も伝統ある部活動として全国レベルで活躍しています。
 活動内容は,年1度の部誌発行と季節ごとの句会の開催です。特に部誌の発行には力を入れており,今年で77号を数えます。全国の優れた文芸誌を読んだり,どのような企画で自分たちの色を出すかを話し合ったりしています。また,小説や詩だけでなく,短歌や俳句など,いろいろなジャンルの作品に挑戦しています。
 他の部と兼ねている生徒も多く,いろいろな個性の部員たちで和やかに創作を楽しんでいます。




文芸部ニュース
第33回全国高等学校文芸コンクール

 第33回全国高等学校文芸コンクールにて,本校文芸部の文芸部誌『カプリチオ77』が文芸部誌部門で優良賞,詩部門で3年生の山田モナミさんが優良賞,短歌部門で3年生の前山春菜さんが入選となりました。文芸部誌部門では第28~31回に続く入賞です。
 12月15日(土)に東京・代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで行われた表彰式に、3名の生徒が参加しました。表彰式に続いて,午後からは芥川賞作家の奥泉光先生を講師として「異質なものとの出会い」という演題で,記念講演が行われました。先生が執筆される場合ストーリーの重みは1割ほどで視点や構成を重視することや,パターン化されたストーリーで安易に「感動」を与えるような物語とは対極の物語を目指してほしいこと,よい書き手になるためにはよい読み手になる必要があることなどが特に印象に残りました。約1時間の講演でしたが,普段考えもしなかったことばかりで非常に新鮮でした。
 その後,部門毎に分科会に分かれて講評会が行われました。文芸部誌部門では入賞した18校が6つのグループになり,「自分たちの理想の部誌」を考えるというワークショップを行いました。詩部門・短歌部門では入賞作の講評や意見交流が行われました。 6時間という時間がとても短く感じられるくらいの充実した濃い内容でした。来年もまた入賞できるよう,創作活動に励みたいと思います。

参加生徒の声

3年 山田モナミさん
 3年間の集大成として書いた,言葉をテーマとした詩で入賞することができ,とても嬉しいです。分科会では審査をしてくださった先生から直接講評をいただいたり,生徒同士で質問し合ったりして,卒業後も創作活動を続けるモチベーションが高まりました。

3年 前山春菜さん
 参加者は文芸に親しみのある生徒が多く,短歌に限らずさまざまなジャンルの話をすることができました。他県の高校生との交流から大いに刺激を受け,今後の創作の励みになりました。



文芸部ニュース
第20回高校生文芸道場中国ブロック大会文芸コンクール

 第20回高校生文芸道場中国ブロック大会文芸コンクールにて,本校文芸部から詩部門で3年生の山田モナミさんが最優秀賞,短歌部門で3年生の熊谷美希さんが最優秀賞,3年生の前山春菜さんが優秀賞に入選しました。
 11月10日(土)に鳥取・米子工業高等学校で行われた研修会と表彰式に、3名の生徒が参加しました。研修会では,若手の俳人として各方面で活躍中の佐藤文香先生を講師として,俳句のワークショップを行いました。俳句の作り方についてレクチャーを受けた後,冬の植物を季語とした俳句を詠み,グループに分かれて句会形式で代表句を選びました。最終的に選ばれた3句の中に,本校生徒の俳句が2句入りました。
 この大会を通じて,俳句を作る際の悩みや困りごとについての解決のヒントをいただき,また参加者同士で俳句についての解釈を話し合うなど,普段の部活動ではできない体験ができました。この大会は県外の高校生と交流する貴重な機会で,来年度は広島県で開催される予定です。

参加生徒の声

3年 熊谷美希さん
 このような大人数での句会をする機会はあまりなかったので,他校の生徒の多種多様な意見を聞くことができ,貴重な経験になりました。高校生活の最後にこのような大きな賞をいただくことができ,光栄です。



文芸部ニュース
第29回広島県高等学校文芸コンクール

 第29回広島県高等学校文芸コンクールにて,本校文芸部は最優秀賞2名,優秀賞6名,佳作2名,奨励賞4名が入賞し,最優秀学校賞に選ばれました。
 11月11日(日)に福山・広島県立歴史博物館にて表彰式と研修会が行われました。表彰式の後,各部門の審査員の先生から講評をいただきました。その後部門に分かれてさらに詳しいアドバイスをいただきました。午後からは作家で尾道市立大学の教授でもある光原百合先生を講師に招きし,小説の創作について学びました。物語中に示された謎に明確な答えを与えないまま終了することを主題とした,いわゆる「リドルストーリー」の続きをグループで書くというワークショップを行いました。リドルストーリーの典型とされる,F.R.ストックトンの『女か虎か?』を使って,登場人物の性格設定によって物語に説得力を持たせるということを学びました。グループによりさまざまな結論が生まれ,人物設定の重要性を改めて考えさせられました。

参加生徒の声

1年 近國こはなさん
 表彰式では先輩方が受賞されているのを見て,誇らしい気持ちになりました。
人の心を動かせるような作品を自分も書きたいと思いました。



文芸部ニュース
第1回広島県高校生短歌大会

 さる8月1日,ふくやま文学館にて第1回広島県高校生短歌大会が開催されました。昨年文芸連盟で企画していただいた短歌の研修会が非常に好評だったこともあり,県内の高校生にもっと短歌に親しむ機会をということで新設された大会です。本校からは2年生部員2名と,2年生の有志4名の計6名が参加しました。講師は昨年の研修会でもお世話になった,歌人の小島なお先生でした。先生は最年少タイで角川短歌賞を受賞され,NHK短歌の選者の経歴もある,第一線で活躍中の若手歌人です。
 最初に小島なお先生より,短歌の基本的な知識や優れた短歌の条件,そして鑑賞の方法などについてレクチャーを受けました。その後句会形式で,生徒同士で短歌の感想を言い合ったり自分の短歌の説明をしたりしました。小島先生の丁寧で分かりやすい説明を受けたおかげで,レベルアップした鑑賞ができるようになりました。
 最後に小島先生選の表彰があり,本校2年生の村上もも花さんの短歌が,東部地区最優秀賞に選ばれました。プロの先生からのアドバイスや他校の生徒との交流という,めったにない機会でした。来年度もぜひ参加したいと思います。

参加生徒の声

2年 村上もも花さん
 プロの歌人である小島先生や他校の文芸部員の意見や感想を直接聞くことができた,とても貴重な場でした。また事前応募していた短歌では,小島先生より最優秀賞をいただき,大きな自信になりました。

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